小学校受験 見学会当日に見るポイント

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小学校受験

私立小学校の見学会は

パンフレットではわからない
実際の小学校の様子をみる
絶好のチャンス

ここまで予習編
【見学会の予習は願書作成のカギ】
    持ち物編
【見学会の服装と持ち物】
    前日準備編
【当日スケジュールの確認と良く寝る事】

と続いてきました

 まだ見学会の話にならないの?

おまたせしました!
いよいよ学校見学会当日編です

見学会でみるポイント

  • 見学会担当の先生以外の先生が挨拶をしてくれる
  • 学校の行事に教育方針がどう反映されているか確認する
  • 先生と生徒の空気感を感じる
  • 掲示されている作品や作文の量と先生のコメントを見る
  • 参加されている保護者の雰囲気を見る
  • ご自分のお子様の様子を観察する

見学会担当の先生以外の先生とも挨拶ができる

ある小学校へ見学に行った時に
他の学年の先生方がバタバタと
忙しそうに廊下を歩かれる
様子を見て

 小学校の先生って忙しそうだなぁ 

と思っていたのですが

別の小学校では
バタバタとすれ違う時も

私と娘が校庭の木にとまっている
セミを観察していて
(家の近所では聞き慣れない鳴き声だったので)
こちらが先生を認識していなかった時も
とても朗らかに挨拶をしてくださって

学校によって
保護者に対する接し方って
こんなに違うものなんだなぁと
思ったことがあります

小学校受験で
保護者の方、お子様から積極的に挨拶するように
と塾では教えられますが

小学校とは
長い付き合いになるのですから
お互いに尊重できる関係
でありたいと願います

見学会担当の先生は
意識が保護者へ向かっていますが
見学会担当以外の先生」
の様子で
学校側が保護者や生徒を
どのように見ているのか
を垣間見た気がしました

学校の行事に教育方針がどう反映されているか確認する

私立小学校は
1年生から宿泊学習があったり
海外へ語学研修があったりと
楽しそうな行事がたくさん!

私が今からこの小学校に入学しても
楽しそうだなぁ

と、話を聞いて思います

でも、そこは私立小学校
ただ単に「楽しい」を提供する場では
ないのです

どんな課題・行事にも
「そこに取り組むための目標」
があります

その目標
しっかり設定されていますか?
教育方針に沿っていますか?

例えば

「子供が主体」
を掲げている小学校は
運動会でちゃんと
「子供が主体」となって
進めた場面
があるのかどうか


「本物に触れる」
を掲げている小学校では
どこまで掘り下げて
普段の学校生活で
「本物に触れる」体験をしているのか

学校説明を聞いても
事前準備編でお話した
「教育理念・教育方針の確認」
をしているとしていないでは
聞きながら考える点が違ってきます

具体的にわからなければ
質問の時に
先生にきけばよいのです

そしてこの点がハッキリさせることで
ご家庭の教育方針とすりあわせて
お子様に合う小学校
選ぶことができます

先生と生徒の空気感を感じる

生徒は授業中
先生の話をどんな顔で聞いているのでしょう

休み時間は
先生は生徒と
どんな風にコミュニケーション
とっているのでしょう

授業見学があったら
そんな視点で教室をのぞいてみましょう

「教室全体が醸し出す空気感」

感じてみると
意外と学校ごとに違います

掲示されている作品や作文の量と先生のコメントを見る

小学校の廊下には
日々の授業での取り組みや
学習課題の成果が
廊下などに張りだされています

作品や作文など
見てみてください

ある学校は
選ぶ材料も、作るものも
すごく自由!
時には教室の外で
製作していることもある

別の学校は
テーマがきめられていて
そのなかで個性的な作品がズラリ

自由な作品を作る図工は
アイディアがポンポン浮かぶお子様に
向いていると思いますよ

AIが発達して
文字を書く必要性が
減っていくと言われていますが

私自身は物事を細かく考えるときは
手書きのほうが考えやすいです

小学生にとって
「書くこと」
は日本語を学習するうえで
欠かせない事です

小学校においても
各自タブレットを持つ今の時代に
どのようにして
書く時間を設けているのか

どのような事を書いているのか

先生はその内容に対して
どのようにコメントをしているのか

もし見る機会があれば
是非読んでみてください

参加されている保護者の雰囲気を見る

見学会に参加されている保護者は
どんな雰囲気の方でしょう

私立小学校を志望している時点で
経済的に余裕はあると思うのですが
雰囲気は家庭によって様々

夫婦が持つ
小学校受験に対する
意識のバランス
見えてしまいますよ

見学会で先生を知って
挨拶している保護者
は兄弟を先に入学させている可能性が高いので

その時の会話の雰囲気も
そっと見ておくとよいでしょう

ご自分のお子様の様子を観察する

お子様は感性豊か
合う雰囲気の小学校にいったら
なぜか
もう通ってもいいのではないかというくらい
ピッタリな事があるんです

その子らしさが出る
自然でいられる

と感じたなら
その小学校は
お子様に合っている小学校なのです

学校から選ばれるだけじゃない

小学校受験をすると
我が子が「選ばれる」
という感覚に陥りがちなのですが

小学校も保護者側から選ばれるわけで
本来は
「一緒に子育てするパートナーを探す」
お見合いみたいなものだと思っています

お互いに相性があり

高倍率な憧れの学校が
必ずしもお子様と相性がいいとは限りません

あなたのお子様にベストな小学校は
偏差値では評価できません

我が子にベストの小学校選び

憧れの小学校でも
他の学校と見比べてみないと
本当に我が子に合っているかは
わかりません

見学会に行っても
学校からの説明のみで
中身が全然見えてこないことも
あります

小学校へ通うのは
お子様であり
学校との相性が良くなければ
転校や不登校といった問題に
発展することもあります

娘が通っている学校でも
一年生のうちに
学校と合わなくて
転校した子もいます

しっかり両目をあけて
大切な我が子をお預けして
一緒に成長を見届けられる学校か

見極めていきましょう

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